
1970年(昭和45年)に創業したサトウパック株式会社は、50年以上も真空成型・樹脂加工品の製造を手がける会社です。様々な分野の真空・圧空成形加工品の製造と販売を行っています。ここでは、サトウパック株式会社の真空成形トレーの特徴と事例を紹介します。
サトウパック株式会社では、真空成形トレーの生産に関して実績豊富な会社です。
CPU・電子基板・レンズ・コンプレッサー等の部品トレーや、自動機用トレイ・オートメーション用の自動化トレイなど、電子部品、自動車部品工場、産業用ロボットなど製造業の工程で活躍する多彩な真空成形トレーを豊富に提供しています。
強みは、商品の特徴や用途、要求仕様に合わせて最適な真空トレーをカスタマイズできることです。顧客ニーズに応じて適した提案・設計を提供することができます。
画像引用元:サトウパック株式会社公式HP(http://satopack.jp/vacuumforming/)
精密なレンズトレーの製品事例です。静電気によるホコリの付着を防止するため、「導電印刷のPET材」「帯電防止印刷のPET材」を用いて成形しています。
画像引用元:サトウパック株式会社公式HP(http://satopack.jp/vacuumforming/)
素材に発泡PP(ポリプロピレン)を用いた真空成型トレーの製品事例です。緩衝材機能や傷防止機能を持つなど仕様が充実しています。
設計~金型製作~成形までの体制
商品設計から型・成形・出荷までを短納期で進める流れが整備され、調整の往復を抑えながら量産までの段取りを整えやすい。
工業用途から梱包用途までの幅
部品トレーや自動化対応トレー、ブリスターパックなど幅広い分野に対応。工程内の扱いや搬送条件に合わせた設計がしやすい。
拠点・設備に基づく対応力
複数拠点の体制と設計支援機器の整備により、数量や地域要件に合わせた検討が行いやすい。
工場間搬送での部品保護や自動化設備との取り合い、短いリードタイムでの量産移行に課題がある企業に向いています。設計・型・量産を通した支援により、要求仕様に沿ったトレー形状の検討が進めやすく、工程内の扱いやすさや段取りの負荷軽減に配慮した導入につなげやすいのが特徴です。
サトウパック株式会社は、部品トレーや自動化トレーを真空成型により生産しており、実績も豊富です。液晶パネルトレー、カムシャフト用トレー、レンズトレー、電子基板トレー、CPUトレー、自動機用トレイといった数々の真空成型トレーは、デリケートな電子部品や自動車部品における工場間の部品搬送や、製造業の自動化工場における各種組立ロボットや産業用ロボットの部品のピックアップに適しています。
サトウパック株式会社は、本社工場(岐阜県美濃市)、関東工場(千葉県柏市)、北九州事業所(福岡県北九州市)の3拠点を有しています。
生産設備は、「単発真空成型機」「連続真空成型機」「単発圧空・真空成型機」「連続圧空・真空成型機」「シャトル成型機」、真空成形をサポートする設備として、「小型裁断機」「エアークラッチ式台プレス機」「油圧式プレス機」「NCマシニングセンター」「二次元CAD」「三次元CAD」「CAD/CAM」「三次元測定機」がそれぞれ導入されています。
| 社名 | サトウパック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県美濃市笠神1013 |
| 工場・拠点 | 本社工場、関東工場、北九州事業所 |
| 資本金 | 1495万円 |
| 従業員数 | 125名:男性63名・女性62名(内パート9名)※2021年6月7日現在 |
| 公式HP | http://satopack.jp/ |
| 電話番号 | 0575-31-0188 |
小ロット生産や短納期の試作対応などは当たり前にどの会社も対応しています。そのため、ここでは品質を担保するISO9001を取得し、安定して生産し続けられる自社工場を持つメーカーの中から、製造物別におすすめの会社を紹介します。



※1※2 2024年10月調査時点。参照元:ジャパン・プラス公式HP(https://www.j-p.co.jp/products/buhintray/)
※3 参照元:柏木モールド公式HP(https://www.ksmold.co.jp/advantage/environment/)
※4 参照元:エフピコ公式HP(https://www.fpco.jp/product/sd.html)
※5 参照元:エフピコ公式HP[PDF](https://www.fpco.jp/dcms_media/other/press_keieikikaku_20231030_4.pdf)