ニッコー化成株式会社

引用元：ニッコー化成株式会社
（https://www.nikko-kasei.com/）

ニッコー化成株式会社は、発泡樹脂製品・成樹脂製品・包装資材などを手がける製造メーカーです。真空成形加工、液体充填加工、化粧品製造、射出成型加工など幅広い分野に取り組んでいます。ここでは、ニッコー化成株式会社の真空成形トレーの特徴や事例を解説します。

ニッコー化成株式会社の真空成形トレー製造に関する特徴

ニッコー化成株式会社は、真空成形部門にて、各種トレーやブリスターパック等、真空成形品の製造を行っています。成形の特徴は、「単発真空成型」と「連続真空成型」の2つの加工法を必要に応じて提供できることです

単発真空成型は、材料のシートと型の間の余分な空気を抜き取り真空状態にすることにより、シート型の密着性を高めて成形する加工法です。こちらは多品種小ロット生産にも対応します。

一方の連続真空成型は、シート加熱後の成形、冷却、取り出し、抜き加工までの工程を連続して行う加工法です。トレーやブリスターなどの製品に対応しており、大ロット生産に適しています。

いずれの加工法であっても、個別の商品の目的や用途、また多種多様なニーズに合わせて対応してくれるので安心です。

画像引用元:ニッコー化成株式会社公式HP(https://www.nikko-kasei.com/jyushi-1/)

単発真空成型による成形品の製造事例です。多品種小ロット生産への対応のほか、複合多層材料やシルク印刷シートの成形も可能にしています。

画像引用元:ニッコー化成株式会社公式HP(https://www.nikko-kasei.com/jyushi-1/)

連続真空成型によるトレーの製品事例です。連続真空成型は一般的な真空成形の工程を連続して行うことができるため、大量生産を可能にします。

ニッコー化成株式会社は、本社(東京都千代田区)をはじめ、厚木事業所(神奈川県厚木市)、結城事業所(茨城県下妻市)、3拠点により事業を展開しています。

真空成型に関連した設備では、連続成型機1台、単発機成型機1台、油圧プレス機1台、台プレス機械1台を保有しています。その他、射出成型、発泡スチロール、受託充填加工など、各事業ごとに必要な設備が導入されています。