株式会社三栄プラテックは、昭和50年に創業した歴史のあるプラスチック総合加工メーカーです。各種プラスチックシートを原材料に単発成形による真空成形品の生産を行っています。ここではそんな三栄プラテックの真空成形トレーの特徴や事例を紹介します。
三栄プラテックでは、単発式の真空成形に対応しています。単発成形は、厚め(2~6mm)のプラスチックシートを1ショットずつ成形機にセットして成形加工する手法です。ロールにできないシートを用いる単発成形には厚みがあり、面積も広いため多品種少量生産に適しています。製作リードタイムの短縮も可能なため、大型製品における短納期・小ロット生産には大変有効です。材質の種類は多種多様ですが、当社では、ABS、ポリプロピレン(PP)、カイダック(アクリル変性高衝撃塩ビ)、PETなどを頻用しています。
材質に3層ABSシートを用いた真空成形部品の製造事例です。見るからにパーツチックな見事な形状もさることながら、塗装を必要としないメタリックレッドが鮮やかに目を引きます。
三栄プラテックは、単発式の真空成形を提供している会社です。前述のとおり、単発成型は肉厚で大型製品の多品種少量生産に向いています。こうした条件にマッチする真空成形トレーを作りたい方は、三栄プラテックに相談することができるでしょう。なお、単発式による真空成形品は、車両・重機などの内装外装部品、広告看板、住宅設備部品、アミューズメントなどの分野で使用されています。
三栄プラテックは、富山県富山市小杉に構える本社工場により生産活動を行っています。設備は、圧空真空成形機、真空成形機、加熱熱風炉、熱風乾燥炉、パイプヒーター、プレス成形機、NCルーター、マシニングセンター、各種切断機、その他を導入しています。品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」の認証も取得済みです。
社名 | 株式会社 三栄プラテック |
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所在地 | 富山県富山市小杉1105 |
工場・拠点 | 【本社・工場】/td> |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 21 名 |
公式HP | https://www.saneipla.co.jp/ |
電話番号 | 076-429-3058 |
小ロット生産や短納期の試作対応などは当たり前にどの会社も対応しています。そのため、ここでは品質を担保するISO9001を取得し、安定して生産し続けられる自社工場を持つメーカーの中から、製造物別におすすめの会社を紹介します。
選定理由
Googleにて「真空成型トレー」「真空成型」「工業用トレー」で検索し、真空成形関連の商品取扱が確認できた会社を調査。ISO9001取得・自社工場保持の31社の中から、下記より製造物別に各社を紹介しております。(調査情報はすべて2022年2月1日調査時点)
※工業用の薄物トレー/サイデック:工業用の部品搬送トレー納入実績が確認できた工場拠点数最多のメーカー(http://www.sydek.co.jp/)
※医療用の薄物トレー/柏木モールド:医療用トレーの納入実績が確認できた医療機器製造業許可取得しパーティクル管理導入している唯一のメーカー(https://www.ksmold.co.jp/outline/)
※工業医療の厚物トレー/植木プラスチック:厚物トレーの納入実績が確認できた24時間稼働の最大10mm板成形に対応している最厚のメーカー(https://www.uepura.com/)