発泡樹脂業界の草分け的存在の金山化成株式会社。“企業は人なり”の信念の下、築いてきた技術を擁して、ロボトレー、ワンウェイ資材、家電部材における真空成形品を提供しています。ここでは、金山化成株式会社の真空成形トレーの特徴や事例を紹介します。
金山化成株式会社が提供する真空成形トレーの中で、特筆すべきは「ロボトレー」の生産です。ロボトレーは、自動化工場で活躍する自動化組立ロボットをサポートする部品供給トレーです。
板金部品用トレーやアウタートレー用ロボトレー、モーター部品用ロボトレーなど、それぞれの部品に特化したロボトレーがあり、自動組立ロボットがつかむワークの取り出し&挿入を可能にしています。
完成品用ロボトレー、バルブ部品用ロボトレー、エンジン部品用ロボトレー、電極用ロボトレーなど多くの種類があり、製品ラインナップが豊富です。トレーの材質はEPS(発泡ポリスチレン)が主原料ですが、EPP、EPEも対応可能です。
真空成形組合せタイプのロボトレーの製造事例です。外側はロボトレー、中側を真空成形トレーで組み合わせることで、自動機位置決め強度を確保することができます。
※外トレーと真空成形トレー両方共に専用個別設計となります。
金山化成株式会社では、自動車等の自動化工場に用いられる自動組立ロボットが、部品の取り出し&挿入可能な部品供給トレーを開発製造しています。自動車駆動部品用真空トレー、自動車内装部品用真空トレー、樹脂部品用ロボトレーなど、自動車生産の効率化をサポートする真空成形トレーの製品ラインナップが目白押しです。
設計、金型製作、トレー成形までの自社一貫生産も請け負っているので、低コスト・高品質・短納期を実現したい自動車・自動車部品業界の方におすすめの会社です。
金山化成株式会社は、愛知県西尾市宮町に構える本社をはじめ、シズオカ工場(静岡県周智郡)、つくば工場(茨城県筑西市)など国内に7ヶ所、海外に1ヶ所(タイ:アマタ工場)の販売・生産拠点を有しています。
各工場の設備に関する詳細な情報を公式HPから得ることはできませんでした。詳しくは公式HPからお問い合わせください。
社名 | 金山化成株式会社 |
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所在地 | 愛知県西尾市宮町260番地 |
工場・拠点 | 本社、開発センター(愛知県西尾市)、犬山事業所(愛知県犬山市)、シズオカ工場(静岡県周智郡)、つくば工場(茨城県筑西市)、東京(東京都千代田区)、エスポ(愛知県春日井市)、アマタ工場(タイ) |
資本金 | 95,112,500円 |
従業員数 | 280人 |
公式HP | http://www.kk-g.co.jp/index.html |
電話番号 | 0563-56-2211 |
小ロット生産や短納期の試作対応などは当たり前にどの会社も対応しています。そのため、ここでは品質を担保するISO9001を取得し、安定して生産し続けられる自社工場を持つメーカーの中から、製造物別におすすめの会社を紹介します。
※1※2 2024年10月調査時点。参照元:ジャパン・プラス公式HP(https://www.j-p.co.jp/products/buhintray/)
※3 参照元:柏木モールド公式HP(https://www.ksmold.co.jp/advantage/environment/)
※4 参照元:エフピコ公式HP(https://www.fpco.jp/product/sd.html)
※5 参照元:エフピコ公式HP[PDF](https://www.fpco.jp/dcms_media/other/press_keieikikaku_20231030_4.pdf)