東京都北区東十条に本社を構える綜合包装資材メーカー、ジャパン・プラス株式会社。真空成型品を中心に緩衝材や各種パッケージの製造を行っています。ここでは、ジャパン・プラス株式会社の真空成型トレーの特徴や事例を紹介しています。
ジャパン・プラスでは、製品の輸送・梱包・保管など幅広い用途に使用できる、真空成型の技術による部品トレーを数多く生産しています。
特徴としては、目的にあったトレーが見つかりやすいこと。約200種類の規格トレーを用意しているほか、注文方法は規格品・フルオーダー・セミオーダーの3種類から選ぶことができ、PET・PP・PS・PVCなど対応可能な材料も豊富、社内CAD部にて金型設計も行っており、年間80~100型のトレー製作を請け負う(※2024年10月調査時点)などトレー成型のノウハウも有しています。
製品ラインナップ、オーダー方法、材料などバリエーションが広いので、ニーズに適う真空成型トレーが見つかります。
T社では、以前はダンボール製の組仕切りを使用しており、出荷の際に紙粉が製品に付着してクレームが発生する問題がありました。
ジャパン・プラスが提案した「帯電防止PET製トレー(厚さ0.7mm)」を導入したことで、この紙粉問題が解決。さらに、帯電防止機能のおかげで、埃の付着も防げるようになり、輸送後のクレームが大幅に減少しました。
ジャパン・プラスの部品トレーの採用で、製品の品質保持が強化され、出荷作業の効率化とクレーム削減にもつながっています。
ジャパン・プラス株式会社は、商品の梱包材から緩衝材、運搬資材まで多様な用途に使える真空成型による部品トレーを製造している会社です。規格品のみならず、CADによる設計と金型製作のノウハウも有しているため、部品トレーを必要とする様々な分野で真空成型トレーのニーズに対応することができます。
工業用部品メーカーを含む453社※が長期取引、リピート注文を継続していることからも、部品トレーを必要とする企業にとって信頼性の高いパートナーと言えるでしょう。
ジャパン・プラス株式会社は、本社(東京都北区)、成型工場(埼玉県川口市)など国内に4拠点、海外にも1拠点(ジャパン・プラス・ベトナム)を有しています。
機械設備は、真空成型機6台、圧空成型機2台、抜きプレス機5台、ブリスター接着機2台、スキンパック機2台、脱気包装機2台、高周波ハイブリッド機2台、自動 J1-BOX 製造機9台、半自動 J1-BOX 製造機2台、紙ペン製造機2台、マルチカッティング機2台、NC 加工機2台、3D CAD・CAM3台、3D スキャナー1台。
日本国内に加え、ベトナムにも自社製造拠点を設けているジャパン・プラス。海外展開・海外進出する部品メーカーにとってアジア市場におけるコスト削減と輸送効率の向上にも貢献しています。
部品輸送コストを抑えつつ、迅速な納期対応の実現が期待できます。ベトナムの製造拠点と日本の設計チームの連携により、現地での視察や打ち合わせがスムーズに行える点も大きな利点です。
社名 | ジャパン・プラス株式会社 |
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所在地 | 東京都北区東十条1-18-1 東十条ビル1F |
工場・拠点 | 本社、成型工場、紙器工場、安行工場、ジャパン・プラス・ベトナム |
資本金 | 1,200万円 |
従業員数 | 61人(パート含む) |
公式HP | https://www.j-p.co.jp/ |
電話番号 | 03-3912-5131 |
小ロット生産や短納期の試作対応などは当たり前にどの会社も対応しています。そのため、ここでは品質を担保するISO9001を取得し、安定して生産し続けられる自社工場を持つメーカーの中から、製造物別におすすめの会社を紹介します。
※1※2 2024年10月調査時点。参照元:ジャパン・プラス公式HP(https://www.j-p.co.jp/products/buhintray/)
※3 参照元:柏木モールド公式HP(https://www.ksmold.co.jp/advantage/environment/)
※4 参照元:エフピコ公式HP(https://www.fpco.jp/product/sd.html)
※5 参照元:エフピコ公式HP[PDF](https://www.fpco.jp/dcms_media/other/press_keieikikaku_20231030_4.pdf)